今シーズンは瀬戸内ボートロックフィッシュにハマって、結果、54㎝を筆頭に多くのアコウに遊んでもらいました。
で、いきなり結論!
スナップだけで直リグを作ってはいけません!
えっ?そうなの?全然問題なさそうだしネットでもオススメしてるしホントなの⁈って思ったアナタ!以下ミックさんの経験をもとに説明させていただきます。
自分は直リグ(ジカリグ)で狙うのが8割ぐらい、実際にとても扱いやすいので人気のリグだと思います。
ボートロックの場合、ショアから狙うより状況(水深や潮流など)の変化が頻繁なので
シンカーのウエイトやワームチェンジを手早く行えるし、また結び替えによって不要にリーダーが短くなるのがイヤで、スナップを使ってリグを作っていました。
フックとシンカーを共にロックするだけで簡単に直リグが作れますし、なんて素敵!
ところが…
しばらくは何の問題なく使っていて、もちろん魚も釣れていたのですが、スナップを使っていた事でまさかあんな悲劇が起こるとは!
冒頭で披露した自己記録の54㎝を釣った同日、その2時間ほど前に実はさらに大きいと思われる個体をかけていました。
午前7時過ぎ、ポイント到着からの数投目で明確なアタリが。
しっかり合わせを入れると、その瞬間から今までとは全く違う重量感にアドレナリンMAX!
根に入られてはなるものかとロッドブチ曲りでリールゴリ巻きw
…ところが、重たいけれど意外とすんなり寄ってきた魚に少し拍子抜け(あれ?思ったほど大きくない?)なんて思ったその時!
ボート近くで突然ありえないほどのパワーで根に潜ろうとする魚!
(やっぱり油断させてやがったな!百戦錬磨のミックさん舐めんじゃねーぞ!)
スプール押さえて膝のクッションで2回目の突っ込みに耐えていると急に「ふっ」っとラインテンションが抜けて生命感がなくなった。
ウソぉ!ラインブレイク⁈デカかったぁ〜(涙)
意気消沈しながら巻き取ったラインの先には、伸ばされたスナップだけがブラ下がっていました。
まさか!スナップのロックしてなかった⁈
うぉぉ!こんな凡ミスで自己レコード確実なアコウを逃したって…30分リアルにヘコみました。
ところで、愛用しているカルティバの耐力スナップですが、ルアーチェンジなんかで繰り返し使っていると、力の入れ方が悪いのでしょう、スナップが少し変形してロックがかかりにくくなることがありました。
それでもロックされていればアコウ程度のパワーなら伸ばされるわけもなく、普通に考えればスナップが伸ばされる前にラインが切れるハズで…
いろいろ可能性を考えても「確実にロックできていなかった」という結論にしか至らず…
そんなモヤモヤを引きずったまま釣りを続けていた時に獲った54㎝だったのです!
柄にもなくカメラで撮りまくってもらいましたよ!
遠いところでかけたから3回ぐらい根に張り付かれたけどダイコーロッドのおかげでキャッチできました!
「朝イチのリベンジ成功しました〜」
「それでも朝イチでスナップ伸ばされた魚の方がデカかったかも〜」
なんて話をしながらフックを外そうとして「ハッ!」とした!
これも直リグで釣ったんだけど…シンカーが無くなっとる
(またや!…やっぱり釣ってる途中でスナップ開いとるんや!)
っつー事でここで確信、どういう力がかかってるのか説明はできんけど、デカいアコウ釣ったらスナップが開く事があると!
問題解決の試行錯誤…
釣具屋で見つけた。
スプリットリングとスナップがひとつになったタイプ
スプリットリングにフックを、スナップにシンカーをつけようと考えたけど、スプリットリング部分が太くて断念💦
今は暫定でこんな形になってます。
テキサス用のウキ止めゴム、フック、クッションゴム、スナップ+シンカー
コレならフックが外れる事はないし、シンカーの交換だけならスピーディー。
ウキ止めゴムを上げればフリーリグ?スルーリグ?にもなりますね!(使う事ないんだけどw)
最後に「なぜ直リグの出番が多いのか」って話なんだけど…
スナップ使うにしても、フックのアイにラインを通すにしても、直リグならワームの天地が決まるじゃん⁈
カーリーテールグラブの出番が多いのだけど、テキサスリグだとスイミングさせてるとボディーが回転してそうだしw
て事で、スナップだけで直リグしちゃダメよ!って話でした〜。ごきげんよう。
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