新車購入から13年…現在の走行距離、13万キロオーバー。
海へ川へ時には山へいつも荷物満載、屋根にはアルミボートやスノボを乗せたり、そしてバスボートやらキャンピングトレーラー やらを牽き連れて
いつもミックさんの遊びと共にあったシボレー/トレイルブレイザーが大ピンチです。
2019年末、前年に一度発症した「シリンダー1本死んでる病」を再発したため年明け早々に検査入院。見立てでは前回同様「インジェクタ異常」との事で、パーツを本国発注して到着待ち。
約2カ月後、クルマ屋さんからパーツ入荷のお知らせの電話があった、まさにその日の朝に駐車中に接触事故。そこで板金修理を兼ねてオペのため救急搬送(ナンバープレート脱落のため陸送されたん)
しばらく保険屋さんの代車で過ごす日々。今回の入院は時間かかるなぁと思っていたら保険屋さんから「まだ直らない?」と問い合わせ。気になってたのでクルマ屋さんに電話してみる。ウチの子、どぉなってますか〜?
以下担当さんとの話を要約
「どうやらインジェクタの故障ではないらしい」
「でも診断機にかけるとやはりインジェクタエラーを拾うので、どこかで断線してる可能性あり」
「原因究明にかなり手こずっていて、先日から電装に詳しい店にチェックをお願いしている」
そうですか…とりあえずキャンピングトレーラーを移動させたいので、GW連休前に1度車引き取りに伺います。
で、以下、車を取りに行った時の話。
「回路図から判断すると、おそらくコンピュータの異常か故障らしい」
「本国発注すればパーツは手に入るが、新型コロナ感染症の影響で、いつ到着するか不明…つか、3〜4カ月かかるかも」
「なお、コンピュータ交換後にプログラムのインストールが必要だが、数年前から正規ディーラーしか取り扱えなくなった」
「6月末に車検切れするが、修理しないと検査に通らない…けど、部品が間に合わない可能性が濃厚」
なんか、とうとう乗換えしなきゃいけない感じじゃね〜の?うーんマジかよ…去年ノーマルタイヤとスタッドレス新調したとこじゃん(スタッドレスなんか雪降らなかったから出番なかったし)
ションボリしながら帰路につく。やっぱりエンジン直ってない。アイドリング時の振動が、慣れないと恐怖を感じるレベル。アクセル踏んでも80キロが精一杯。
「ガンバれよ、お前」「まだまだ一緒に遊ぼうぜ!」「そういえば…今までどこに行くにも一緒だったな(´;ω;`)」
いよいよお別れか。つか廃車扱いになんの?せめて元気な状態で誰かに乗ってもらえるなら良かった…
そんな事を考えながら信号待ちで停車していると突然エンジンの振動が静かになった。
ん?
インパネにはエンジン警告灯が橙灯したまま。
まさかな。半信半疑でアクセル踏み込んでみる。
2トンの車体がドンドン加速して楽々100キロオーバー。
あれ?お前、直った?
翌日、仕事を兼ねて半日乗り回してみたけど、やはりエンジンは好調。ただ警告灯は点いたまま。
「なんか調子よくなってるけど、やっぱり車検通すのは無理かもな」
「さて!あと何回牽引できるかわかんないけど、頼むぜトレイル!」
仕事場に停めてあったトレーラーを移動させようとトレイルに連結。「さ、家帰ろ」と運転席に座った時に奇跡は起きた。
エンジン警告灯、消灯
うそん!コイツ、自己修復しやがったw
今でも調子はいいのですが、2日後には再び警告灯が点灯。車検がまだ先ならこのまま乗ってると思うけど、そろそろ潮時かな。
最後の大役として、アルテイシア(トレキャンの事な)のユーザー車検の牽引車としての役目を最後にお別れになると思います。(T ^ T)
サンキュー、トレイルブレイザー!
中古の三菱アウトランダーPHEVを買ってみる
以前トレイルブレイザー亡き後のヘッド車について能書きを垂れたことがありましたが、当時ヘッド車に求めるスペックは車体強度、ブレーキ性能、パワートレインの特性…などなど、自分的には求めるものがハッキリしていて、それなりの経験値に基づいた「理想」が出来つつあると思っていたのですが…
しばらく日本国内でトレキャンを運用してみた感想として言える事、それは
遠慮なく使える電源が欲しい。これにつきる気がします。
「もしも夜中にバッテリーが底をつき、照明すら灯せなくなったらどうしよう」という心配から、アルテイシアのストレージには電池式のランタンが積んであります(笑)
比べて、聞く話では例えばヨーロッパ。キャンピングトレーラーが普及している欧州では、日本で言うところの「RVパーク」のような施設が数多くあるらしいです。
駐車場に電源、上水道が準備されていて、トレーラーにフックアップすれば、まるで自宅にいるかのような環境が手軽に作れるそうな。
また、アメリカでは電源・上水道に加え、下水道まで完備されたオートキャンプ場が、それこそ電話帳よりも分厚いリストができるぐらい存在しているらしい。
それに比べると我が日本はまだまだ後進国。RVパークですら「トレキャンNG」も珍しくなく…ミックさんのような車中泊の延長的なトレキャン使いでは、ステイしたいエリアで電源が供給される施設はほぼゼロ。
上水道はいいんですよ。そこそこのタンクがありますし、炊事や洗い物に使うならほんの数リットルあれば困りません。飲み水はペットボトルですし。それから暖房もアルテイシアはプロパンガス仕様のFFヒーターなので心配なし。もちギャレーもガスコンロ。
やはりトレキャン泊時のライフラインで最も足りないのが「電気」なんです。
キャブコンなんかはエンジンかけりゃ発電できるじゃないすか(うるさいかもですが…)トレキャンには発電設備がないので、搭載バッテリーからインバータでAC100Vを作って家電製品を使うわけです。でもバッテリーでは複数設置してあっても容量は十分とは言えず、どうしても電気を使うときは節約の意識が働きます。
そんなトレキャンの電気不足問題を解決するために、次代のヘッド車として素質を調査するべく「走る電源」の異名をもつPHEV(プラグインハイブリッドエレクトリックヴィークルぅぅ!)三菱アウトランダーを試験導入してみる事にしました。
現行モデルはどうしても顔が好きになれないので、マイチェン前の古いモデルを中古購入してみた。んで、我が家の遊び方にマッチしてれば今後発売が予定されているニューモデルへの買い替えも検討していきます!
国産のEクラスヒッチの納品が7月初旬なんで、その頃にはまたニッチなレビューができると思います。また覗きに来てやってください(笑)
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