マーキュリー2スト5馬力のメンテナンス

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船外機のメンテナンス
七区に行く予定ができたんで、しばらく使ってなかった船外機のメンテナンスをしておくよ〜〜。
『しばらく』と言ってもおそらく5年以上はエンジンかけてないw
キャブはカンペキ詰まってるだろうし・・・・・
ギヤオイルやインペラとかプラグとか、消耗品は交換だ。
今回はネオネットマリンさんで細々したパーツを頼んだよ↓

船外機の組み立て図と照らし合わせて交換部品を探せるから必要なパーツがすぐ分かって便利。
基本的にメーカー取り寄せみたいなんで納期は数日遅いけど、その分価格は安い。
オフシーズンのメンテに必要な消耗品なんか頼むにはいいですね〜〜。
岡山にはボートメンテができるお店がなくなってしまったんで、ネット通販を上手く利用しなきゃね。
(マリン系は何店かありますよ)
とりあえず汚ねぇ燃料タンクを洗わないと・・・・・
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混合ガソリンとホコリが頑固にこびりついてます。
プラスチック系だしパーツクリーナーは使えないかな〜〜?って考えて、クレのエンジンルームクリーナーを使ってみたけど歯が立たない。
うーん・・・
そもそもガソリン入れるタンクだし、パーツクリーナーぐらい平気なんじゃね?って感じで使ってみたら問題なくキレイになりました。
次にキャブレターの洗浄をしておこうとバラしてみたけど思ってたよりすげーキレイで拍子抜け。
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詰まりもなさそうだし汚れを拭いただけで そのまま組み付け。
次いでインペラの交換。
まずはアクセスホールを開けてシフトレバーとギヤボックスをつなぐシャフトを緩めます。
次にキャビテーションプレートの下にある10ミリと13ミリのボルトを外してロアーユニットを抜くんだけど、ドライブシャフトがかなり長いから船外機1つ分ぐらいリフトアップしとくか、チルトアップした状態で作業をするしないと地面につっかえて抜けないよ〜〜。
ミックさんは目線の高さにある棚に船外機を引っ掛けて作業したんだけど、取り付け角度が悪かったらしく地面ではなく棚の下の段に引っかかって結局抜けなかったよ(泣)
1人で扱えるぐらいの大きさならいっそ取り外して船外機を寝かせた方が楽かもしんない。
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んで、取り外したギヤハウジングを上から見たの図(かなりピンボケ)
左の棒がドライブシャフトで、右の棒がカムロッドって言うシフト操作に関係するヤツ。
どっちも煤で真っ黒になっとるwどんだけ不完全燃焼しとんねん!
そのドライブシャフトが刺さっている部分がインペラのユニットだよ。
ボルト4カ所でとまってあるから全部外します。
そしたらユニットごとドライブシャフトの上に向かって引き抜きます。
今回はインペラがライナー側にくっついて外れてきたのこんな感じに
image.jpeg
ドライブシャフトに残ってた時は大丈夫だけど、ライナー側にくっついて外れた時は気をつけましょう。
インペラがドライブシャフトと共回りするようにロックしている『キー』という部品がその辺に落ちてますから
長さ1センチ、太さ3ミリぐらいの小さなシャーピンみたいなパーツだけど無くさないようにね〜〜
ライナーとガスケットも合わせて買っておいたんだけど、意外にキレイだったから交換しないでストックにしました。
組み立てるときはライナー内側にシリコングリスを塗って『キー』を忘れず差し込んで
ドライブシャフトを時計回りに回しながらライナーとカバーを被せましょう。
で、ボルトを締めてインペラの交換終わりッ!
ギヤハウジングを元どおりに取り付けたら完成だけどちょっとコツがある。
1、カムロッドとシフトロッドを接続するジョイント仮止めする
2、ドライブシャフトの位置合わせをする
3、カムロッドの先端をドライブシャフトのハウジングの穴から出す
4、ドライブシャフトをギヤに差し込む
この順番でアクセスホールから指を突っ込みながら取り付けたらうまくいくよ。
さ、後はギヤオイルを交換したら終わりかな。
と、トラブル発生
下側のオイルプラグが回らない!
ペンチを使って力任せに回したらドライバーが欠けたよ・・・・・
もう一度ギヤハウジングを外してカムロッドを抜いた穴からギヤオイルを抜くと結構汚い。
水分は混入していないもののそれなりに金属粉が混ざってる様子。
アレコレ考えた結果、予定外だけどギヤケースを開けることにした。
ペラを外してみると少しラインが巻きついてた。
で、ギヤケースのフタ(?)を開けると少しのギヤオイルと金属粉らしき汚れがドロッと流れ出てきた。
ここぞとばかりにバラせるだけバラしてパーツ洗浄して組み付け
ギヤオイルはカムロッドを差し込む穴から注入
何度も揺すったり叩いたり傾けたりしてできるだけ空気を抜くように心がけた。
再度ギヤハウジングを取り付けてペラを装着しといた。
ここまでテンパってたのと手が汚かったので写真が撮れずにザンネン。
ともあれ整備ができてよかった。
バケツに突っ込んで水張って、試運転したらなんとかエンジン始動した。
ただ、シフトロッドとカムロッドの接続位置がズレていたせいで、ニュートラルでスターター引っ張ったつもりがシフトが前進に入っていたらしく
エンジン始動と同時にバケツの中の水が一瞬で爆発した。
幸い自分と周りが水浸しになっただけで済んだけど、馬力によったら大事故になってたかもしんない。
みんなは気をつけて!

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