さっそくガスボンベやスペアタイヤを降ろしポータブルエアコンが設置できるか確認してみます。
現物を積んでみるのが1番確実なチェック方法なのですが…なんせ重さ30キロ!1人で自在に動かすのはムリなので、まずは外した外装パーツを組み合わせてサイズを再現して確かめることに。
不測の事態が発生!
なんと!フロントのガスロッカーの開口部分がコンパクトになっているため、本体がロッカー内に入れられないではないですかっ⁈(ロッカー内部のサイズしか確認してなかったorz)
試しに横向きに倒すとロッカー内に入れることはできるものの、スペースが無くて立てることができません…
出鼻を挫かれたのでこの日はここまで
後日仕切り直しする事に…
先人の知恵を頼りにネットで実例を漁る
解決策を求めてググってみるものの…やはりこのスタイルでエアコンをビルトインした前例は見当たらず…
日本よりトレキャンの登録が多い海外ならば!と、外国語のサイトにも検索の幅を広げてみてもヒットしません。
そもそもヨーロッパ圏では、エアコンの必要性が日本より少ないのかもしれません。もしくはインフラ整備が進んで、使用電力の大きな純正ルーフエアコンが気軽に使えるのかな…とも。
前例がなければ自分でどうにかするしかありません。
仕事もそっちのけで低速脳をフル回転させた結論がコチラ。
フロントロッカーと室内の隔壁をぶち抜く
乱暴でしょ?(笑)いやね、他にも方法を考えたんですよ。例えば…
- エアコン本体の無駄な部分を切り取ってダイエットさせてみる→そんな小細工では解決しそうにないレベルでサイズが大きい
- ロッカーの床板を外すor穴を開けて車体の下から垂直に本体を入れる→床面の強度低下が起こってはマズい(- -;)
- 邪魔しているボディーを切断しハッチの開口部分を広げる→さすがにやりたくない(-“-;)
- エアコン本体を上下に二分割、あるいはバラしてロッカー内で組み立てる→ガス管の溶接とか未習得のスキルが必要そうで多分ムリ(-“-;;)っつーかボトルの中で帆船の模型作るの思い出してやってみたくなる。
その他の選択肢と比較したら最も確実で作業もお手軽そうです。
そして何より、もともと室内の空気を循環させて冷暖房効率を高めるプランだったので、多かれ少なかれ隔壁には穴を開けるつもりでしたから。
ガスロッカー周辺とフロントダイネット周辺の解体作業
以前、初代トレキャン「アルテア390PK」で、フロント常設ダブルの棚板にコンセントを増設したくてここを解体しようとした時…
内装側のビスを外しても棚板がビクともしなかったことが頭に残ってて不安だったのですが…
とりあえず現状復帰できるレベルまで解体を進めてみることにしました。
フロントのカーテンとダイネットのソファーを退けて構造を観察。
ソファーの背もたれを支える薄い板がビスとタッカーでフロントパネル(仮称)に接続されてて…
ソファーの座面を支える収納を兼ねたボックスとの隙間にALDEの温水ヒーターの放熱パネルが通してある。
そのフロントパネルには室内側に数箇所のビス留めを確認。
棚板は両端にビス留めパーツと同色のビス隠しを確認。向かって右側にはコンセントが1箇所設置してあるけど、コレは直下のフロントパネルを貫通して配線してある模様。
パーツの組み方から考えると、まずは棚板を外して、次にフロントパネルが外れれば、室内からガスロッカーとの隔壁にアクセスできそうな感じです。
ただ、フロントパネルを無傷で外すためにはヒーターの放熱パネルを外す必要が出るかも…ってのは一抹の不安要素っすね。
背後から動画を撮りつつ、さらにスマホで画像を残しながら、慎重に解体作業に入ります。
次回に続く…
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