【トレキャン】バックカメラ取り替え作業【必須装備】

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キャンピングトレーラー

購入時にはRCA端子で有線接続するタイプのバックカメラがインストールされてたんだけど…

ヘッド車の運転席まで配線を引き回すのが面倒クサかったのと

車内に後付けのモニターを設置するのがイヤだったので

Wi-Fi接続でスマホ&タブレットに画像を飛ばせるタイプのカメラに取り替える事にしました。

Wi-Fiワイヤレスバックカメラを購入

ネットで物色しポチったのがこちら

お安い中国製ですがレビューによれば使えないことはなさそうな感じ。

こいつを既設のカメラ配線を利用して取り付けしていきます!

届いた商品がこちら
Amazonの堅牢な梱包の中にもかかわらずパッケージには変形が(笑)
当然中身は無事。カメラ本体、配線と取り付けネジ&両面テープ、説明書

RCAタイプのカメラとWi-Fi接続タイプの違いは、モニター配線の必要の有無ぐらいです。

まずは電気配線を

トレキャンのバッテリーから電源を取り出し、それぞれプラスマイナスに結線します。

本来はバックギア連動(正確には「バックランプ連動」ですが…)でカメラ起動するために、黄色のケーブルはバックランプのプラス線から分岐電源を取るのですが

トレキャンのバックカメラは後進時以外にも「後方確認用カメラ」として使いたいので、赤いケーブルと共に電源プラスに結線してしまいます。

赤がバッテリー➕、黒がバッテリー➖(右上に見えてる細長いユニットはモニターに繋ぐRCAケーブルが繋がってた廃線)

また、このままではカメラユニットがトレキャンのバッテリーを使い続けてしまうので、必要な時だけ通電するようにON−OFFスイッチをかませ、説明書通りにヒューズも設置しておきます。

なお、スイッチとヒューズは元々使われていたパーツをそのまま再利用しています。

通電して動作確認してみる

ひととおり配線ができたら動作確認をしておきます。

スマホにアプリをインストールして、カメラに通電します。

アプリの電波アイコンをタップするとスマホのWi-Fi設定画面が開くので「V-Car_94*******」と表示されるネットワークに接続します。

アプリに戻るとしばらくしてカメラ画像が表示されます。なんと簡単!

デフォルトの画像はこんな感じ。ちなみにiPhone6sプラスのスクショなり。

動作確認ができたら車体に取り付けです。

車体取り付け&防水処理

元々取り付けてあったカメラユニットよりコネクター部分ならびにWi-Fiユニットと思われるパーツのサイズが大きかったので、車内へのケーブル引き込み穴を拡大する必要がありました。

こんな用途で便利なのがステップドリル

「もう少しだけ大きく!」が確実にできる工具です。

外側から目的の大きさに穴を拡げたら、今度は内側からタップをあてて中をえぐります。

カメラを通したらテープで養生して

内側からシリコンシーラントを充填して防水処理をします。

外側からだとカメラが邪魔してうまくシリコンを充填できなかったのでこんなやり方をしてみました。

後日、シリコンが固まったあとにテープを外して、上から念のために「ゴリラテープ」を貼っておきましたよ。

切れ込みを入れてなるべく隙間ができないように…

シリコンで固定してしまうと、ケーブルの取り回しに制限が出るので、ステーの固定は最後になります。

スマホで確認しながら画角を調整し、付属の両面テープで貼り付けます。一緒にステー固定用のビスが付属していますが、カメラが軽量なのでテープ固定のみとしました。

さて、思ったよりスムーズに取り付け作業が終わったので、気持ちよくトレキャン内で就寝です。

バックカメラとは無関係のトラブル発生!

翌朝の天気予報を確認すると「最低気温は7℃」とのこと。

うーん、まだ10月とはいえ、下旬ともなるとさすがに朝は冷え込むのな。そろそろFFヒーターの出番がありそうなので、ちょっと点火テストしてみるか。

ダイヤル回して…ガスを出すと…

あれ?

点火の電子音が聞こえない…

慌ててヒーター裏の配線をチェックするも異常はなさそう。もしかしてカメラの配線と勘違いしていらんことしてしまったかも⁈

結局原因はわからないまま、翌日朝イチでデルタリンクさんまで牽引して行くことに。

30分ほど牽引走行してお店にたどり着き、車を降りてショールームに向かっていると、トレキャン内からガス点火時の「チ、チ、チ、チ…」という電子音が聞こえた。

あれ?もしかして…ってトレキャンに入りヒーターダイヤルを押し下げると「ポッ」と小さな音とともにガスに着火!

え?まさか直ったの?

何度か点火動作を繰り返すが、全く問題なく着火するようになりました。

それでもこれからの寒い季節に、フィールドで突然ヒーターが使えなくなったら…って想像すると怖かったので、原因を究明したくカウンタースタッフに事情を話したところ、アポなしの来訪にもかかわらず心良く対応いただいた。

症状を話すと

「たぶん…着火用電池の接触不良ですね」

え?点火用スパークを起こすのって電池なん⁈

(そういえば家庭用のストーブも乾電池で点火するよな…)

慣れた手つきでヒーターのパネルを外し、着火ユニットの電池を交換。ダイヤルをひねると「チ!チ!チ!チ!……」音からして元気にスパークしてました。

「念のため予備の電池を積んでおいてもいいかもしれないですね!」

なんと爽やかなスタッフ!惚れてまうやろ!!

【おまけ】トルマ/ガスFFヒーターの電池交換手順

以下、備忘録を兼ねてトルマのFFヒーターの点火用電池の交換手順を紹介しておきますので、ご参考までに。

本体上の点火・調節ダイヤルを外します。そのまま引っ張ると取れます。
本体上部左右に指をかけて…
手前に力を加えるとスプリング金具のロックが外れます。
金具が引っかかる時があるので、前面パネルを少し持ち上げながら外します。
こんな金具で固定されてます。
ダイヤル穴に通った金属の棒抜きつつ
パネル下部を支えているツメから外せば…
電池ユニットが見えます。
この中に単三電池が入ってます。

取り付けは逆の手順で。

Wi-Fiバックカメラの実装レビュー

徒労に終わるかと思った牽引走行ですが、Wi-Fiバックカメラの適当な実装テストになったので感想をば。

まずトレキャン後部につけたカメラ&Wi-Fiユニットとモニターとなるスマホの位置関係ですが、距離は10m程度、電波を遮蔽するものはトレキャン自体とヘッド車の外装という状態になります。その条件で画像を受信できるのかというと…

ときおり接続が不安定になるのか、数秒間画面がフリーズする事があったものの、完全に接続が切れることはありませんでした。

後方確認用と割り切れば、モニター越しとはいえ運転したまま目視できる安心感は頼もしいものがあります。あるとないでは大違いです。

残念な点としては、画角の問題で「バックカメラとしてセッティングするとバックミラーがわりにならない」し「バックミラーとしてセッティングするとバックカメラとして不十分」というジレンマに陥ります。

今回は「バックカメラ」として使うのが目的なので自分では満足していますが、1台で「バックカメラ兼バックミラー」として使おうと思うなら、電動のトリム調整装置などを使った方が良いです。(そんな商品あるのか?)

今後調べて試してみようかと思っております。

トレキャンの左後ろコーナーに置いたプランテーションが…
こんな感じで映ります
トレキャンの真後ろ1.5mほどに置いたら…
こんな感じ

よく見ると画面の左右下方にわずかにトレキャンの車体が映り込んでます。意外に画角は広いですね!

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