「今年は子供をゲレンデデビューさせたいな♪」
と、お考えのそこのアナタ!
ご自分の「ゲレンデデビュー」いかがでしたか???
ミックさんのスノボデビューは「強制連行」(以下、思い出話)
当時大学2回生。その頃はバス釣りと夜遊びに夢中で「スノーボード?はッ?行くワケねーじゃん」って感じだったのだが、ある冬の夜に悪友から『な、今からみんなでドライブ行かへん?』との誘い。
迷わず「いくいく」と二度返事。バカなんで行き先なんか気にならなかった。ただ、冬とは言え普段より何となく周りに雪が多いよなぁとは思っていたのだが…
出発したのが日付が変わるころだったように思う。最初はノリノリで話していたが、しばらくすると睡魔に襲われウトウトしはじめた。ちなみに運転手もウトウトしてたようで『(運転手)むにゃ…いや…むにゃむにゃ…。?あれ?俺いま寝言言ってなかった??』などと思い起こせば恐ろしい状況だった。その後完全に寝てしまっていたようで友人の声で目を覚ました。
『…おきろ、着いたで!起きろミック!』
目を覚ますとどこかの駐車場らしき場所。まわりは白銀の世界だった。なんやねんココ?
「ちょ、まさかココって…」
『ん?スキー場やで』
「いやあぁぁあ!!おまえらダマしたな!スノボ行くなんて一言も言わなかったろ!そもそも俺寒いの苦手だって…」
『つか、自分ドコ行くか聞かなかったろ?ま、ええわ。自分滑らへんのやったらここで待っといて。俺ら滑ってくるし』
「…ちょ、本気で言ってる?…あ、その目はみなさん本気ですね」
『いちおうミックの道具も持ってきてやってんけど、なぁ(目が笑ってない)』(←スノボプロショップでバイト君)
「えと、あの、はい…自分もやってみようと思います(;´・ω・)オイテカナイデ」
あまりに過酷な状況に「遭難」の言葉が頭をよぎる。しかし、俺は生きるために山を下る!
しぶしぶと用意されたウェアに着替え、ぶつぶつ言いながらブーツをはかせてもらって(今思えばVIP待遇)その場に立たされた。
不意に後ろから背中を押され、とっさに右足を前に出してバランスを取ったのを見て
『自分、左足前な(カチャカチャ…)』
あれよという間に片足をボードに固定される。
『移動するときはこうやで(ツツー)もしくはこう(ツツー)』
スケーティングの見本を見せてくれる。あら?コイツ『見て覚えろ』とか言い出しそうなキャラやのに、意外にも教えてくれるらしい。
「師匠、こうでしょうか?」
『そんなんでいい。そのうち体が覚えるから。ついて来てな。』
その時までスノボはもちろんスキーもしたことがない。スキー場に来たのも初めて。サーフィンやスケボーなんかの「横ノリ系」も未体験だったミックさんは、師匠の背中と足元を交互に見ながら後を追う事で精いっぱいだった。
「(やっと追いついたハァハァ…ん?この建物なに?)」
『じゃ、行こっかw』
ガコン。どさっ。
「もしかしてこれってリフトとかいうヤツですか?!リフトですよね?!え?マジマジ?いきなり乗んの?!つかめっちゃ高いですやん!((((;゚Д゚))))←高所恐怖症」
…ガクブルのまま数分後…
『降りて』
「はい?!」
『だから、降りてって!』
って、どうやるんスか?!
『板をまっすぐ向けて…板の上に立って』
こう?こう?…(ズルッ)あいたッ!
『あ、右足はこのへん(後ろのビンディングの前)に乗せんねん』
先言えよ…。
『ついといで』
「…。」
ガコン。どさっ。
…あいたッ!
『ついといで』
「…。」
ガコン。どさっ。
…あいたッ!
『てっぺん着いたでw』
「…。」
『んー、しっかし下から見た感じよりかなり視界悪いな…。これ貸したるワ(ドラゴンのエンブレムが付いたグラサン)ほい。』
「あ、ありがとう(・ω・;)」
『ほな・・・(カチャカチャ)・・・・・下で待ってるで!!!!www(アディオス
やっぱり!!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
「いや、ちょっと待っ…?!」
師匠に向かって伸ばした自分の手先がうっすら霞む。降り積もった雪が風で舞い上がって周りが見えなくなる、いわゆるホワイトアウトってやつですか!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
はじめての雪山。初めてのスノボ。視界不良のコンディションでどこかの山の頂に独りぼっち
スキー場というメジャーなレジャー施設での遭難なんてマジ笑えん
何度もコースアウトの警告に遭遇しながら生き延びる本能のみでコースに沿って下山を続け、一度は2メートルほどガケから転落するも、無事生還。数えきれないぐらい逆エッジの洗礼を受けつつも、下山するにつれて視界が良くなりはじめたころには緩斜面の直滑降はできるようになていた。
死ぬ思いで半日以上かけてスタート地点に戻ったところで友人発見
『思ったより早かったやんwwww』
「バキッ∑(゚o゚C=(__;殺す気かッ」
つまり何が言いたいって…
ゲレンデデビューは子供にとってキラキラした楽しい思い出じゃないといけないってことです。長い前振りでしたが(ネタとして聞いてほしかったのもある)ミックさんのゲレンデデビューのような悪夢のような体験をさせてはいけません。実際、その後しばらく「スノボなんか二度とするもんか!」って思ってましたから。
「うわぁ!これ僕のボード?!カッコイイ!!」
「うん!ぜんぜん怖くなかったよ!」
「なんか思ったよりカンタンだった!」
「たぶんママより僕の方が上手だよねw」
「こんどはパパみたいに回ったり飛んだりしてみたい!」
「もっとうまく滑れるようになりたいから、ぜったいまた連れてきてね!」
ネガティブ要素のカケラもない、子供らしいキラッキラしたコメントを全て引き出すべく、こちらを用意しました。
テッテレー!
子供のスノボデビューなら「Burton」一択!
アフタスクールスペシャルは、よくあるただダウンサイジングされただけの「キッズサイズのボード」ではなく
バートンのブランド理念の元に考え抜かれたデザインで、子供がスノーボードを楽しみながらマスターできる「キッズ専用スノーボード」なんです!
ここがポイント① 左右対称のデザイン
「ツインシェイプ」と言われるデザインで、ノーズとテールが同じ形状になっています。さらにノーズ、テールとも同じフレックス。一言で言えばこのボードにはいわゆるノーズ・テールって設定がないんです。右足が前になろうが左足が前になろうが、同じフィーリングで操作できるようにデザインされています。(グラフィック的にはどちらがノーズ設定なのかハッキリしてますが…)
その子がレギュラースタンスかグーフィースタンスでスキルアップしていくのか、いや、そんな些細な選択よりも、この先どんな方向に向かって進んで行こうとも応援してやるのが親ですよね?
「人様に迷惑だけはかけんじゃねーぞ!」それだけ頭に叩き込んで行先を見守ります。
ここがポイント② フラットトップ&全周イージービベル
ボードの反り返りがないフラットなベントなので、体重が軽い子供でも滑走面がしっかりと接雪します。
さらに全周に渡るイージービベリング+コンベックスソールで不意の逆エッジによる転倒が激減!スコーピオンの洗礼に、ヘコんでテンションダダ下がり状態になることがないでしょう!
実物はこんな感じです。わかります?
フラットなガラス天板に置いて撮影。
いわゆる有効エッジの先端部分で実測3ミリ〜5ミリほど浮いてます。
ボード個体差や自然のねじれのせいで、測定箇所でいくらか数値に違いがありますが、真っ直ぐ立っていればどこのエッジも引っかからないですよね?
ちなみにBurtonのサイトではこんなコメントが…
バランス&ボードコントロールを学びやすいUFOみたいなボードが入っているので、キッズは簡単にスノーボードを覚えることができます。
UFOみたいなボード??いまいちイメージがわかないかもしれませんが、この動画を見ればわかると思います。
まさにUFO!これがこのボードの最大の特徴でして、スノボを始める子供に使わせるボードとしてはBURTON一択と言われる所以です。
ここがポイント③ 練習用のヒモをつける穴が開いている
この青いプラスチックパーツを外すと…
リグレットボードリールなどの練習用のヒモがつけられるようになっています。
傾斜のない場所で、横乗りの感覚を覚えさせるにはイイですよね。
ちなみに海の生き物をモチーフにしたようなグラフィックが息子のツボにはまったようで「カッコいいな!」「ぼくのボード、カッコイイよなッ!」って家族に自慢して回ってました。(gromブーツ履いたままでw)
今回の記事でおススメしたのはコチラ
では実際にBurtonキッズ専用ボードでのスノボデビュー動画をご覧ください。(2019年12月24日追記)
オープンしたてのいぶきの里スキー場でさっそくゲレンデデビューしてきましたよっ!
まだ自然の降雪がないので人工雪のみ、メインコースだけのオープンですが、練習するには十分です。
ボードの履き方は家で慣れされてますので、スケーティングから教えます。
お姉ちゃんはやり方を理解しましたが、5歳児は上の空なのでスケーティングは次回以降に覚えてもらいます。
とりあえず今日はスノボに慣れさせる程度にしましょう(汗)
まずは5歳児。自然に止まる程度の緩斜面で両足装着してやり雪の上に立たせます。
普通のボードだとどこかのエッジが引っかかり高確率でコケますが…
おおっ!10メートル程ですがツツーっと滑らかにすべり降りてます!ほら!キッズバートンに乗れば5歳児のスノボデビューでもこの通り!
ちなみに30メートルぐらいの距離を10本目ぐらい滑らせた後の動画です。
さらに約30分後はこんな感じで…
って、もう飽きてる!(゚д゚lll)
まったく子供って飽きっぽい(汗)けど別に「せっかくだからボードしろ!」とか言わない。どうせこれもすぐ飽きるから(笑)
で、喉が渇いた!というのでレストハウスで休憩。お姉ちゃんは「今度はカマクラを作る!」とか張りきってましたが、5歳児はなんと「もっかいボードに乗る!」ですと。
ゲレンデに戻ると何度も何度も「もう一回!」と、上に連れて行けとせがんできます。
何回おんぶして斜面を登ったことか(汗)
ボードのおかげでひどい逆エッジのような心折れるコケかたをほとんどしないので、まったく恐怖心なく楽しんでおられるようです。
で、そんな弟くんの姿に感化されたのか、1人でカマクラを作る作業が寂しくなったのか、お姉ちゃんもスノボを担いで登ってくる!
そんな9歳がキッズバートンで1時間ほど特訓(?)した成果がコチラ!
ウチの子、特別運動できるとかホントないので、マジに普通の子供でも1時間やればここまで「らしく」なります。
正真正銘生まれて初めてのスノボで述べ1時間ほど遊んだ時の画像です。
まぁお姉ちゃんは普段リップボード?ってヤツで横ノリ感覚身についてるから、すぐスノボにも乗れるようになるとは思ってましたが、まさか1時間ほどでここまでできるようになるとは、正直道具のおかげだと思います。
そしてさらに15分ぐらい滑っているとヒールエッジでズラす感覚を覚えたようで「尻もちブレーキ」も卒業。
ならばとトゥーエッジの使い方をアドバイスしてやろっか…と思っていたら
やっぱり飽きる(T_T)
心ゆくまで穴を掘らせたところでタイムアップ!スノボデビューは無事大成功で幕を閉じました。
今回の記事でおススメしたのはコチラ
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