ゴムボートで沈しかけたミックさんはアルミボートの購入を考え始める。正直、ゴムボートは怖くなったw
単純にパンクしないボートが欲しかったのだが、何の知識もなかったので、当時ボートと言えばPOPEYEだろ?って迷わず倉敷店へ。
岡山のフィールドはスロープがないところがほとんどだったのでカートップで運ぶ事は決めていたが、ボートにどんな種類があるのかもほとんど知らないまま店内を物色しているとピットで思わぬ掘り出し物と出会う。
『スティール・パント12フィート』
ジョンボートより幅が広く安定性があり、搭載可能な最大エンジンが9.8馬力という平底艇。加えてVハルよりは少し軽いとのこと。
それが中古艇だったのでエレキもデッキも組んであるし、カーペットを一部キレイに張り替えればすぐに乗れると言う。船外機はマーキュリー5馬力がセットされていた。
ひゃっほーーーーーッ!!!
運命的な出会いを感じたミックさんは、速攻で購入を決定した。
ひゃっほーーーーーッ!!!
とにかく少しでも早くアルミボートで釣りがしたかったので、カーペットの張り替えも自分でやるからとカーペットをもらった。
ひゃっほーーーーーッ!!!
まさにテンションマックス!!
ただし!カートップ用のボートローラーは取り寄せになるとの事で、発注をかけた当日にカー用品店を数件回って在庫がないか調べてもらったが置いてある店はなく、結局ポパイにボートローラーが届くまで、アルミボートを持って帰るのを数日待たなくてはならなかった。
ちぇッ!すぐに持って帰れないのか・・・・・
憧れのアルミボートにステップアップできるウキウキに、一時クギを刺された事でチョット冷静になった。
『・・・つーか、、、、オレら船舶免許持ってねーけど、大丈夫?!』
当時はエレキ船でも船舶免許が必要だったらしい。そんな事を知らなかった2人は何も考えずに無免許運転を繰り返したあげく、エンジン付きのボートを購入してしまったのだった。
そう言えば、エレキ付きでゴムボを買った時も、船外機付きでアルミボートを買った時も、船舶免許を持っているか聞かれなかったぞ?!
そう、当時は世の中結構ユルかったwww